入会のご案内

　私ども日本ITU協会は、1971年9月1日、郵政大臣の許可により発足したしました。私どもは、国連の専門機関である国際電気通信連合（ITU）やアジア・太平洋電気通信共同体（APT）等の各種活動に協力して、我が国と世界の電気通信・放送技術の発展に寄与することを目的としております。

　現在、世界の電気通信は、急速な技術革新、競争の激化等により、飛躍的な発展を遂げつつあります。ITUは、①各種電話、FAX、インターネットなど通信技術の国際的な標準化づくり、②携帯電話、衛星放送、GPS等で使用する国際的な電波の割当て、③世界中の人々が電気通信技術を使えるように、途上国の電気通信開発の支援、④最新の電気通信技術を普及するための展示会、フォーラムの開催などを行っております。

　日本は、1959年以来、ITU活動に深く寄与しております。現在、ITUの実質的意志決定を行う理事国（48カ国）の一つに選出されており、また、事務総局長（最高責任者）に内海善雄氏が1999年就任し、以来8年間の長きにわたり活躍されておりましたことは、ご案内の通りであります。
　ITUには、民間企業や学術団体等がセクターメンバー（部門構成員）としてITU会合・研究委員会の活動に参加することができ、電気通信技術の標準化活動を通じて、ビジネスチャンスに活かすこともできます。また、アソシエート（準部門構成員）として、特定の研究委員会に参加することもできます。

　私ども日本ITU協会は、総務省・民間セクター等が各種活動に取り組む窓口となって、支援活動、情報センター活動、普及・啓発活動、途上国への協力活動、受託業務活動を行っており、日本と世界を結ぶ役割を担っております。私どもが、その目的を達成し、充分な活動をするためには、関係各位のご理解とご支援によるところが極めて大きいのであります。
　どうぞ、上記主旨にご賛同を賜り、この機会に、ぜひ、ご入会いただき、一層のご支援・ご協力を賜りますようご案内申し上げます。

　法人賛助会員の会費は、1会計年度　1口　10万円（以上）でございます。なお、1口10万円の会費は、当協会発足以来の金額となっており、できれば3口以上のご加入をいただければ、誠に幸甚であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

一般財団法人 日本ITU協会

→入会手続