「Webex Meetings」によるリモート開催
（接続URLは開催日前日までに配信します。）

　ITU-R RAG（無線通信諮問委員会）の第30回会合が本年5月1日（月）～3日（水）にジュネーブにて開催されました。本会合には、ITU加盟国等から約120名出席があり、ITU-Rの運営方針等について検討が行われました。一部の議題については、本年11月13日～17日にドバイ（アラブ首長国連邦）で予定されている無線通信総会（RA-23）で議論がなされる予定です。また、RA-23に続きドバイにて、本年11月20日～12月15日に世界無線通信会議（WRC-23）の開催が予定されています。
　WRCは3～4年ごとに開催され、無線通信システムの国際周波数分配等を決定する無線通信規則改正の審議を行う重要な会議です。総務省では、関係省庁、電気通信事業者、放送事業者、無線機器製造事業者等を構成員とする「WRC関係機関連絡会」を設置し、総務省と関係機関との間でWRCに関する情報交換、意見交換等を行うとともに、各議題に対する我が国としての考え方等について審議を行っています。
　本講演では、RAG会合の結果報告を行うとともに、WRC-23に向けたITU-Rでの議論の状況や我が国の考え方等についてご紹介いたします。

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