リモート開催（Webex）

Beyond 5G/6G時代に向け、地上向けネットワークは勿論、衛星直接通信等のNTN（Non-Terrestrial Network：非地上ネットワーク）も目覚ましい進展を遂げており、国際標準化が具体化してきています。このような無線通信で利用できる周波数の資源には限りがあるため、４年に一回開催される「WRC：World Radio communication Conference」と呼ばれる国際的な会議において、周波数の利用に関する国際的なルールの見直しが行われています。本講演では、無線通信の普及を裏で支える、周波数の割り当ての最上流工程であるWRCやITU-Rをテーマに取り上げ、6G に関わる規格策定の枠組みに加え、国際的な調整を行うWRCやITU-Rとは何か、そして、WRC-23の結果を踏まえた、WRC-27に向けた5G/6G等で用いる周波数選定の取り組みについて紹介します。

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