「Webex Meetings」によるリモート開催
（接続URLは開催日前日までに配信します。）

　ITUの2023年世界無線通信会議（WRC-23）が、昨年11月20日～12月15日にかけてアラブ首長国連邦のドバイで開催されました。WRCは3～4年ごとに開催され、各周波数帯の利用方法（周波数の国際分配）、衛星周波数の国際調整手続等、無線通信に関する国際的な規則である無線通信規則（RR）を改正するために行われるITUでも最大規模の会議です。
　今般のWRC-23では、ITU加盟国163か国等から約3900名、日本からは総務省及び民間事業者等約130名が参加し、携帯電話用基地局としての高高度プラットフォーム（HAPS）の利用や衛星と携帯電話端末間の直接通信等、非地上系ネットワーク（NTN）に関する議題において、我が国の提案を反映しつつ周波数確保等に成功するなど、我が国にとって重要な結果が得られました。
　本講演ではこうしたWRC-23の結果を報告します。

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