ITU-T勧告に必須特許の所有者からITUに提出された特許声明書がデータベース化して、一般に公開されています。
Intellectual property rights (IPR) in ITU Recommendations
データベースからは、以下の内容を知ることができます。
- 対象とする勧告番号
- 特許権利者の名称、所在地及び問合せ先の担当者名、TEL等
- 特許許諾方針 ‘‘Pat.Pol.2.1”は無償、‘‘Pat.Pol.2.2” はRAND(Reasonable And None-Discriminatory)を意味しています。
- 必須特許の情報
- 特許の状態(申請中か、登録済みか)
- 出願国
- 登録番号又は申請番号
- 特許発明の名称
- 特許声明書の提出日、データベースの登録日
* 必須特許の許諾を受ける場合は、この特許声明のデータベースを参照し、許諾を受ける者が直接、特許所有者と許諾交渉を行う必要があります。
◎当協会の賛助会員の方は、「第497回ITU-T(電気通信標準化)研究会資料」(平成25年4月19日」の配布資料を賛助会員ページから、より詳しい内容をご覧いただけます。また、ITUジャーナル Vol.43 No.8(2013.8)でも「ITUにおけるIPRの取組について」に掲載されています。