開催概要
【開催日時】 |
2021年8月2日(月)14:00~17:00 2021年8月4日(水)14:00~17:00 2021年8月10日(火)14:00~17:00 ※全ての日程に参加できる方 |
【開催方法】 | オンラインで実施(Zoom予定) |
【受講対象】 |
イノベーション力をつけたい方、グローバルなビジネス展開を担う方、国際会議参加未経験者、すでに国際会議参加経験があり、さらにスキルアップをしたい方。 |
【受講人数】 | 14名 |
【参加費】 | 賛助会員 10,000円(税込)、一般20,000円(税込) |
【主催】 | 一般財団法人 日本ITU協会 |
セミナー概要
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日本ITU協会では |
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複雑化する環境の下で標準化活動を戦略的に行い、グローバルなビジネス活動に繋げることのできる人材の育成を目的として、国際会議での交渉を主眼とした体験セミナー等を主催し実施してきました。今回のセミナーでは、標準化を活用するビジネス視点で戦略を立案する演習を体験していただき、それを国際会議で発表してみるという体験セミナーを、3日間にわたりオンラインにて実施します。 | ||||||||
◆ | 標準化ビジネス活用と国際会議体験セミナーとは | |||||||
・標準化活動をビジネスに活用し強化するための戦略を、演習で体験します。 参加して頂きやすいように1日3時間、3日間の構成のオンラインセミナーです。 |
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◆ | イノベーション×標準化×国際会議体験! | |||||||
オンラインによる国際会議が増加する中、オンラインによる模擬的な国際会議を体験することで、受講者の、国際会議に参加するモチベーションアップを目指します。 では、国際会議では何をどんな風に語るのでしょうか? 本セミナーでは前半に、標準化活動をビジネスに活用できるような考え方、オープン・クローズド戦略を主眼としたプログラムをグループ演習で学びます。その演習で得た戦略を念頭に、後半、国際会議の発表体験に臨みます。 |
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プログラムの流れ予定(当日、変更になる場合がございます) |
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〈8月2日〉 | ||||||||
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〈8月4日〉 | ||||||||
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〈8月10日〉 | ||||||||
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◆ | 講師 | |||||||
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千村保文氏 沖電気工業株式会社 理事 |
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津川清一氏 KDDI株式会社 技術企画本部 技術戦略部 |
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松平恒和氏 NPO法人国際人材創出支援センター 理事長 |
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ほか |
お申し込みはこちら |
【研修後アンケート結果】
・どちらの講義も内容が具体的で、考え方の枠組みや国際会議のプロトコルを理解できて良かったです。
・将来的に目指すべき大きな目標に対して演繹的にマイルストーンを組み立てていく論理的思考のトレーニングができた点が非常に有意義でした。BMC等のツールは実際の業務においても目標や対外関係の整理をする際に活用していきたいです。
・国際会議での英語表現や寄与文書説明での留意事項等を学び、体験できたことが大変役立ちました。また、前半講義でのビジネスモデルの検討、そこに落とし込むまでのプロセスについてもGWを通しての実践と他の方の考えから学びを得ることができました。カーボンニュートラルという環境問題に即したテーマも、自分の領域とは異なりますが、普段ニュースなりで耳にする遠すぎないテーマであったためちょうどよかったと感じています。
・自身の知らないトピックに触れることができ、また「良い寄書を出す」ことを前提としながらも、コーヒーブレークの有効的な使い方や議長との関係構築、など会議において実際に役に立ちそうな点まで説明いただき、とても参考になりました。また講師や進行の方々のおかげでセミナー自体の雰囲気が良かったため、色々と学びやすかったと感じています。ありがとうございました。
・千村講師のグループワークの時点では、ビジネスモデルキャンバスと寄書作成とどのような関係があるのかよくわからない状態で進めていましたが、実際に寄書(決議案)の作成することで、協力者や顧客等の情報が必要になってくることに気付くことができました。津川講師の模擬国際会議体験では、緊張しましたが、本番に向けて良い練習になりました。模擬体験ではありますが、この体験をするのとしないのでは本番での緊張度合いがだいぶ変わってくると思っています。貴重な経験をありがとうございました。
・講義時間が足りずに詳細な議論および決議文章の策定までいけなかったのは残念だった。
・模擬会議の寄書発表は参考になりましたが、ディスカッションのパートも体験してみたかったです。私はビジネスセクターではないので、標準化をビジネスにつなげるところはあまり関係がありませんが、こういう世界もあるのだということを知れたという意味では意義がありました。
・研修受講当初、標準化戦略実習と模擬国際会議実習の繋がり(自社、自国など立場の変化)がよくわからなかったため、次回は、自社の所属にこだわらずに、グループメンバーで(日本?)提案を取りまとめることが明確化されていると良いと思いました。
・オープンクローズ戦略の概要は理解できたのですが、具体的な実例をもっと知りたいと思いました。
・英語の使い方も含めた、少しレベルが低いクラスもやってほしいです。
・お作法などは非常によくわかりました。やはり議長の講義を聞くといろいろと目から鱗で実感することができました。ありがとうございました。
・経験が少ない中で参加させていただき、理解不足なところはありますが、普段アプローチしない方法でのビジネス検討や、寄書作成や模擬国際会議に取り組めてとても有益でした。
オンライン開催だったので、参加メンバーとお話しできる機会が少なく残念でしたので、社外の人脈を広げられるような仕掛けがあるととても嬉しいです。
【今後、受けてみたい研修・セミナーはどのようなものですか?】
・今回の研修の続きとなるもの(寄書発表後の議論や結論までの流れなど)
・以前開催していたと仰っていたコーヒーブレイク中の模擬交渉のロールプレイも体験してみたく思いました。
・今回の延長のようなもの、またコーヒーブレーク等のないオンライン会議に向けて、どのように戦略を立てて成果を出していくと良いか、など
・IFIC回章の処理に関するセミナー(ITU-AJさんにお願いするのがあっているのか分かりません。)
・また、習熟のため、今回と同じセミナーをもう一回受けたいです。
・国際会合における国内報告書のまとめ方セミナー・様々な分野(IoT、AI、MLなど)における国際標準化の動向
・ロビー活動の進め方について・今回のような模擬国際会議に参加できるようなセミナー 模擬国際会議で戦略的な提案や効果的な質疑応答ができる力を鍛えられるセミナー
・ITU Radio Regulationsの構成、記載内容の概要説明
・実際のSWGの進め方など体験したいです。
【研修成果】
以上のアンケート結果からみると、課題はあるが、初めての試みである、ビジネス戦略演習を国際会議発表に繋げる、というプログラムのねらいは達成することができたと評価できる。
今後は、受講者の希望を出来るだけ反映できるようなセミナーを企画していきたい。