JICA集団研修「地域情報発信能力強化」コース
当協会では、JICA(国際協力機構)より委託を受けて、平成22年度からJICA集団研修「地域情報発信能力強化」コースを実施しています。 本研修は、平成22年度から年1回、3年間の予定で実施することとなっております。
<本研修の経緯・目的>
多くの開発途上国の都市部における情報通信設備は、各国の努力と先進国およびITU(国際電気通信連合)等 の国際機関の協力、さらには、通信の自由化の促進により、一定の水準に達しつつあります。また、ルーラル 地域においても、不十分ではあるが、電気通信設備の整備が徐々に進んでいるところです。
しかしながら、都市部とルーラル地域における「情報格差」は未だに大きく、地域格差のないバランスのと れた情報通信開発を行うための大きな阻害要因となっています。 ルーラル通信のネットワーク整備に係る研修については、平成2年度より20年に渡り、改訂を加えながら実施 してきておりますが(過去の実績はコチラ)、前述のように開発途上国における情報通信に係る環境が変化して いることから、ルーラル地域の情報の流通に係る課題を解決することが重要となってきています。
そこで、研修の視点を「情報」の流通促進に係る課題解決法の策定とし、各国の情報化担当部門を対象とし て、情報格差の是正に資することとしております。
具体的には、本研修をとおして、開発途上国の地域の情報通信の拠点の整備、情報発信の促進、保守運営に 至るまでの一連の流れ、技術等の修得、問題点の分析、課題の解決を行う場を研修員に提供するという方針で 実施しています。
- 平成22年度 研修の模様
- 平成23年度 研修の模様
- 平成23年度 研修員インタビュー
- 平成24年度 研修の模様
- 平成24年度 研修員インタビュー
- 平成24年度 ビデオレポート
- 過去のJICA研修実施の実績